関節が硬くなりました

Joint Contracture

Dong Hoon Lee

関節が硬くなりました

関節は動く構造になっているために、一定期間に動かずに固定すると硬くなりますが、理由は関節周辺の筋肉、関節幕などの軟部組織ら(soft tissues)が柔軟性を失ってしまうことになるためです。

暫くの間にギプス治療をした後で、関節が上手く動かなくなることを考えて頂ければと思います。どんな手術であっても手術後の痛みなどの理由で関節の運動範囲が少なくなりその状態が長く持続すると関節が硬くなってしまって関節拘縮(joint contracture)の現象が発生します。

四肢延長術は一般的な手術に比べて関節拘縮がさらに容易に起こり得る手術です。その理由は骨を延長するとなると、その周辺の筋肉も同じように長くならなければなりませんが、筋肉の抵抗が大きくなりながら関節の動きは制限されるためです。

四肢延長術においてストレッチ運動の重要性を強調する理由がここにあります。延長の際に引き起こる一時的な関節拘縮の現象(爪先立ち、膝が曲がるなど)をしっかりと管理しなければなりませんが、そうできない場合に治療が終わった以後にも永久的に障がいが残ることがあります。

四肢延長術においてこのような関節拘縮を防ぐためには、正確できちんとした手術は基本であり、手術以後にも医療陣と患者様が全てに関心を持って徹底して管理しなければなりません。

手術後に十分な期間が過ぎたにも関わらず、相当な関節拘縮が残っている場合には、

李東訓骨延長再建病院にご相談下さい。関節拘縮の治療もやはり手術後の運動能力の回復、神経損傷の可能性の可否などを綿密に検討して判断しなければなりません。